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    11/27/2008

    カーシム出国。長旅、お疲れ様でした

    イラクホープダイアリーに次の一文が掲載されていました。
    旭川でも講演してもらったカーシム・トゥルキさんが帰国の途につかれたということです。
    高遠菜穂子さんの一文です。転載してご紹介します。
     
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    カーシムが帰国しました。
    といっても、イラクの隣国シリアまでです。
    そこからイラクまでは陸路。

    今回は、本当に心が疲れたツアーだったと思います。
    4年ぶりに触った軍服。
    米軍基地だらけのオキナワ。
    複雑な思いを抱えた二度目のヒロシマ。
    いろんな気持ちや思い出が噴出し、辛かったことと思います。
    でも、その分、日本の人々、特に学生たちに大きなきっかけを与えることができたのではないかと思っています。

    そして、私たちはたくさんのことを学びました。
    「一歩前進する」というのは苦痛を伴うこと。
    「戦争を伝える」ことの難しさ。
    現在進行形の日本の戦争と占領を知ることは、国際社会を知る近道だということ。

    帰国前日、名古屋の高校生4人と2時間半にわたるディスカッションをしました。
    札幌清田高校の生徒もかなり関心が高かったようですが、愛知県は、学校の枠を超えて生徒も先生も実に熱心。そんな高校生から「カーシムさんにとって”平和”ってどんな意味を持ちますか?」という質問を受けて、彼はこう答えました。

    「僕は”平和”というものをほとんど体験したことがないからよくわからないのだけど……。本当の平和っていうのは、”戦争をしないこと”と”戦争に巻き込まれないこと”だと思う。でも、日本はすでに”戦争に巻き込まれている”…。東京でいろいろな状況を目の当たりにしたのだけど、これは、戦争の時代に突入する前のイラクの状況にそっくりだと思った」

    私はこれに付け加えて、アメリカの高校生たちが”戦争に巻き込まれていく”様子をお話しました。高校生は「イラク戦争」の国イラクでだけ、特別な軍国教育がなされていると思っていたようなので、自由の国アメリカの高校生たちが、貧困や借金でカンタンに”戦争に巻き込まれていく”ことに驚いていました。

    その後、セイブイラクチルドレン名古屋のみなさんと、中部地方でずっとカーシムのアテンド兼通訳をしてくれたRさんと食事をしました。
    そこでこんな会話がありました。

    ナゴヤ:「名古屋の女医さんがタダで左肩のクラスターの破片を摘出してくれるって言うけど、どうする?」
    カーシム:「うーん、取りたくないです」
    ナゴヤ:「なんでー!?」
    カーシム:「これは、取ってはいけない気がするからです…死んだ友人のために」

    同じ塹壕にいた戦友がクラスター爆弾で吹っ飛ばされた話をして込み上げた思い。
    伊江島の『ヌチドゥタカラの家』資料館で、カーシムに蘇った戦場の音と臭い。
    ヒロシマの『原爆資料館』で、劣化ウラン弾の受け入れ難い事実と国際社会に認められていないという事実に対して感じた猛烈な反発。

    ヒロシマを終え、後半戦に入ったところで北海道に戻った18日の夜。
    カーシムは私の自宅で号泣しました。
    同じ塹壕で死んだ戦友や兄の話をしながら嗚咽し、声を上げて泣きました。
    見ているのが辛くなりました。
    封印していた思いが、まさに吹き出したようでした。
    「戦争のトラウマ」です。

    思い起こせば、5年前に出会った頃のカーシムは自暴自棄な感じがしていました。
    「俺も死ねばよかったんだ」
    「なぜ、俺は生きてるんだ」
    激しい自責の念は、彼を追いつめていました。
    それはあちらこちらに「殺意」を抱かせていました。
    きっと、「殺意」は自分自身にも向けられていたはずです。
    それが、報復しなければという思いを加速させていたはずです。

    彼が落ち着いてから、私はフィリピンで戦死した軍服姿の叔父の写真を見せました。
    満州からフィリピンのレイテ島決戦、そしてカンギポット山で息絶えた叔父さん。
    当時12歳だった父が、戦後どうやって家族を支え、試練を乗り越えてきたか。
    そんな話をしました。

    私たちが生きている理由は何なのか。
    私たちが今生きているのは、戦争で亡くなった人たちのため。
    その役目はまだ終わっていない。
    始まったばかりだ。
    聞くべきは、彼らが死んだ時の声だけではなく、彼らが今、何を伝えたいかだと。
    そして、それを伝える時、涙が流れてもいいのだと。
    愛する人を亡くしたのだから、涙が出るのは自然なことなのだと。

    ニュースにもならず、きちんと埋葬されることもなく、跡形もなく燃えてしまったり、肉片となって死んだ人々。
    彼らが生きた証を、私たちが証言するのだと。
    それが、私たちが殺されなかった意味だと。

    腹を割った対話の後、カーシムが苦痛の伴う一歩を踏み出す瞬間を、私は見ました。

    この翌日、大学生たちにカーシムはもう一度自らの体験と今の思いを伝えていました。イラクはまだ「戦後」になりそうもなく、先は不透明ですが、それでも日本でたくさんのヒントを得たと思います。

    オキナワ、ヒロシマ、トウキョウ、イラク、アメリカ…どこででも、
    おじぃもおばぁも、カーシムも、戦争を語る人たちには、覚悟がある。
    語りたくないけど語らなければという、覚悟がある。
    だから、戦争を聴く人たちは、覚悟を持って聴かなければと思う。
    聴きたくないような話を、聴かなければという覚悟がいると思う。
    耳だけではなく心で聴こうとする覚悟を持って聴くべきなのだと思う。

    「イラクの友だち招聘企画 全国スピーキング&スタディツアー」のこれだけのスケジュールをこなせたのも、各地のみなさまのご尽力のおかげです。改めまして、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
    11/15/2008

    高遠さん、カーシムさん迎えたイラク報告会に102名の市民

    2008年11月12日夜、高遠菜穂子さん、カーシム・トゥルキさんをお迎えしてのイラク報告会を開催し、市民102名が参加いただきました。以下、簡単ですが報告します。
     
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    このイラク報告会は丁度2週間前に開催が決まり、私ども事務局メンバーも「この短い準備期間でどれだけの市民に知らせられるだろうか?」と不安がありましたが、「だから何もしない」のではなく、何人であってもイラクの現状を共有し伝えていかねば、との思いから開催を決めました。いま、本当に開いてよかったと感じています。それだけイラクの現状はいまなお酷く、しかし希望もあることがわかったのです。
    報告会では冒頭、セイブイラクチルドレン旭川の石川厚子共同代表が主催者を代表して挨拶しました。石川共同代表は最近見たという「闇の子どもたち」という映画を紹介しながら、子ども達の命が粗末に扱われている現状をなんとか変えたい、との思いを当夜の報告会に重ね合わせました。
     
    PB120013 
     
    次いで高遠菜穂子さんからイラクの概要について説明をいただき、この間高遠さんらが入手しつつも国内メディアで報じられていない米軍による無辜のイラク市民に対する虐殺ともいうべき残虐行為について映像も交えながら詳しく紹介が為されました。
     
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    続いてカーシム・トゥルキ氏が体験も交えてイラクでの米軍の横暴ぶり、イラクの現状がどうなっているか、カーシムさんがすすめる若者の職業訓練集団「イラク再建青年グループ」の目的や活動、その成果について画像も交えて紹介してくださいました。
     
    PB120015
     
    両氏の報告はリアルであるだけに、ときとして目を覆いたくなるような映像・画像も出てきます。しかし、「イラク戦争」終結後5年あまりが過ぎたイラクは未だ戦場であり、占領下であることに改めて気づかせられました。そこに自衛隊を「派遣」している私たちの国は、イラクの民衆にとってはまさに敵国であり、占領軍であるといえます。そのようななか、部族の自主独立をテコに米軍の横暴勝手を封じた一部地域での取り組みは民衆に平穏をもたらしていること、一番求められているのは米軍がいなくなること、カーシムさんら青年たちが憎しみの連鎖を断ち切り祖国再建に挑んでいることを聞き、聴衆はおおいに勇気付けられました。
     
    参加者から寄せられた感想(一部)
     
    〈二人に対して、イラクに対して〉
    ■なかなかまだまだよい状況になっていないのかもしれませんが、来年のアメリカの変化によって、よい方向に行くように願っています。本当に早く平和に過ごせる日が来ますように。直接お話が聞けて、本当のことを知ることができてよかったです。(女性)
    ■自分たちに何ができるのか考えさせられた。(男性)
    ■知らなかったこともショッキングな写真も真実を知れて本当によかったです。ありがとうございます。(女性)
    ■とても感じ入りました。カーシムさん、高遠さん、今日はありがとうございました。イラク戦争、さまざまですが今の日本にも分かれているところが在る事をご理解ください。僕にとっては信じられない事ですが、過去の戦争を美化しようとする日本人も居るようなんです。そういう人々は政府の中に多くいて、アメリカ絶対という考えの人たちです。残念なことです。僕も希望は捨てません。また会いましょう。(男性)
    ■貴重な機会でした。“イラクのことを忘れない”本当にそういう気持ちになりました。昨日の筑紫さんのテレビで見ましたよ!カーシムさん!(ご夫妻で一枚の感想文)
    ■この現実に起きていることを、子・孫・友人・知人に教えていきます。もし私がイラク人だったら武装して…と思います。カーシムさんは勇気あり立派です。胸が痛いです。カーシムさん、生きていて本当によかったです。(女性)
    ■日本、アメリカの、フィルターのかからない貴重な真実を聞けました。(男性)
    ■イラクの情報を当事者の方々から聞けたのは非常によかった。劣化ウラン弾についての話も聞いてみたかった。(男性)
    ■戦争の悲惨さ、人間の愚かさを感じました。本当に戦争は罪悪です。早くイラクが平和になることを願っています。(女性)
    ■オバマ氏の方針通り、本当にアメリカは手を引けるのか?平和な国に戻れるように祈っています。(女性)
    ■一度、高遠さんの講演を聞きたかったです。感動しました。大変でしたね。菜穂子さんの家族に感謝していますか。ご苦労様です。私も自分のできる範囲で頑張ります。(男性)
    ■イラクの現実を見て心から怒りを覚えました。私たちにできることは何かを真剣に考えました。日本人として罪を感じます。(女性)
    ■実態が知らされていない、知っていないこと。復興が始まっている、又、民間組織が地味に着実にがんばっていることに感心した。同時に、若者を雇用していることも。(不明)
    ■現場の報告を聞き、映像を見て、心うたれました。(不明)
    ■平和活動に身をささげるお二人に感動しました。「武力では国民を守れなかった」「平和的手段をとったから生きてこられた」カーシムさんの言葉。田尻先生との出会いのお話とてもよかった。ありがとうございます。(不明)
    ■リアルなお話を聞き、イラクの実態を知ることができました。一人一人のできることを考えて、戦争の悲惨を無くしていきたいと思います。(不明)
    ■日常はあらゆることを越えて平和に過ごせるはずなのに。次世代へ必ず平和を残したい。貴重なお話を本当にありがとうございました。(不明)
    ■アメリカ対イラクだけの戦争ではなく、いろいろな問題が取り巻いている。日本の自衛隊による物資(輸送)の加担についても、世間の目を気にした状態のようにみえる。戦争が起きた直後と違い、だんだん戦争によって潤う社会があり、米国の戦闘機材の試し撃ち等がからんでいるのかと思う。ムゴイ、戦争は本当にムゴイ。子ども達の死骸にウジ虫が!化学兵器使用と思われる死体のVTRは初めて見た。まるで作られた映画のようで怖い。(不明)
    ■旭川でイラクの実態にふれることができ、貴重な機会を感謝しています。あまりに残虐な実態に希望をなくしそうです。しかし、高遠さん、カーシムさんの姿勢に勇気をもらいました。(不明)
    〈報道・メディアの姿勢について〉
    ■報道において正しい情報を伝えないマスコミにどのような力が働き、また伝えようとしないマスコミになぜなってしまったのか、考えていきたいと思いました。(男性)
    ■自分達が知らされる情報が、いかに正確なものでないことを実感しました。(不明)
    ■新聞やテレビでは報道されていないことが沢山あるのだと思いました。一日も早くイラクに平和な日が来るように願っています。(不明)
    ■テレビや新聞には出ない真実がよくわかりました。戦争は絶対ダメです。よくわかりました。(不明)
     
    会場では高遠さん、カーシムさんの活動に対する支援募金が呼びかけられ、6万5014円の募金が寄せられました。なかには、この報告会のために1円玉、5円玉、10円玉をたくさんビニール袋に入れてお持ち頂いた若い女性もおられました。大量の小銭、さぞや重かったことと思います。その重みはイラクへと届けられます。
     
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    集まった募金のうち、紙幣分5万5千円はその場で高遠さんにお渡しし、貨幣分1万14円は高遠さんのイラク支援活動の口座へと振り込みました。以下の領収書をもって募金していただいたみなさんへの報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。
     
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    セイブイラクチルドレン旭川では今後も、イラクの現状に目を向けることを忘れることなく、自分たちにできることを取り組んでいきます。どうぞご支援をお願いします。
    11/3/2008

    緊急告知!イラク情勢報告会を開きます

    イラク戦争が「終結」してはや5年が過ぎています。現地イラクではいまだに戦禍が耐えません。米軍等による占領支配、イラクの人々の抵抗。そのなかで一番苦しめられるのは子ども達、そしてお年寄り。病気で治療が必要な人々。2003年ごろは毎日嵐のように吹き荒れていたイラク報道ですが、いまメディアからはほとんど聞くことができません。市井の人々の暮らしに関する情報などは皆無です。日本から忘れ去られようとしているイラク。

    ですがイラクの人々にとって国土再建は至上命題であり、命をつなぐことは目の前の課題です。日本にいる私たちにとって、それを支援するためには「知ること」からはじめなくてはなりません。今まで知らなかったあなたも、少しは知っていたけど多くを知らなかったあなたも、今までは知ろうとしなかったあなたも、ぜひ聞いてください。ありのままの現実があります。

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    イラク情勢報告会@asahikawa
    イラク人と語る『戦争』と『占領』
    引き裂かれたイラクに自由はあるの?  
    ~ イラク人青年の絶望と希望 ~
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    とき:11月12日(水)午後6時30分~8時30分頃
    ところ:ときわ市民ホール 4階 多目的ホール
    http://www.pref.hokkaido.jp/kseikatu/ks-bssbk/bunrec/sisetu/as02/as020010/
    報告者:以下の二人が報告します。

    ◆高遠菜穂子さん(写真2)
    1970年北海道千歳市生まれ。イラク支援ボランティア。2003年よりイラク支援を行い、ファルージャ再建プロジェクトに取り組む。著書に『戦争と平和』(講談社)、『愛してるってどういうの?』(文芸社)がある。
    http://iraqhope.exblog.jp/

    ◆カーシム・トゥルキさん(写真1)
    1976年11月27日生まれ。エイドワーカー。イラクアンバール州ラマディ在住。
    アンバール大学機械工学部卒業。イラク戦争中は共和国防衛隊に所属。イラク戦争直後4月28日にファルージャで起きた米兵によるデモ参加者乱射事件をバグダッドのメディアに報せに来たことをきっかけに、フリーのガイド兼通訳として米テレビCNNや日本人ジャーナリストに同行。同年6月、日本人と同行取材中に米軍に不当逮捕され9日間拘束。釈放後、「イラク再建青年グループ」を主宰。これまでに学校などの修繕工事、診療所開設、避難民への緊急支援などを行っている。2004年からは日本の民間支援「ファルージャ再建プロジェクト」と協同し現場の指揮を執っている。2006年にラマディの様子を英語で記したブログがアメリカを中心に話題となるが、それを理由に再度米軍に拘束された。2007年初来日し、全国でイラク報告会やテレビ、ラジオに多数出演。今年5月には千葉県幕張メッセで開催された『9条世界会議』にゲストスピーカーとして参加した。著書『ハロー、僕は生きてるよ。?イラク最激戦地からログイン?』(大月書店)

    費用:入場無料(イラク支援募金にご協力ください)
    主催:セイブイラクチルドレン旭川
    問い合わせ: peace_asahikawa@yahoo.co.jp までメールでお願いします。
    9/26/2008

    JIM-NET代表の鎌田實さん講演会のご案内

    JIM-NET共同代表の一人である、鎌田實さんの講演会があります。
     
    日時:10月5日(日)14:00~16:30
    場所:札幌パークホテル3F
    参加費:1,000円
    主催:世界平和アピール7人委員会/医療九条の会・北海道 
     
    出演1:鎌田實さん(医師・作家)
    「うんこと憲法と平和と幸せ」
    JAZZミュージシャン坂田明さんの演奏をBGMで流したり、楽しそうな講演になるようです。鎌田さんが「憲法」を演題に入れた講演をすることは、あまり例がないようです。(ふだんは「がんばらない」おじさん なので)
     
    出演2:土山秀夫さん(医師・元長崎大学長)
    「体験的日本国憲法」
    長崎生まれで、偶然長崎での被ばくを免れ、その後医師として被爆者医療にかかわり、毎年の原水爆禁止長崎大会の「平和宣言」起草委員をつとめています。

    イラクでコレラが蔓延しているとの情報

    久々の更新です。
    イラクの最新の医療情報を紹介します。
    当会も支援しているJIM-NETから。
     
    > イラクでコレラが蔓延
    > 詳細はJIM-NETニュースで。
    >
    > 佐藤真紀
    >
    > 保健省スポークスマン、ジャアファル・イフサーンによると火曜日までで、イラク全土におけるコレラ感染者の数は259人に増加した。
    >
    > バベル  171
    > カラフ   48
    > ラサーファ  3
    > カルバラー 24
    > バスラ    5
    > ナジャフ  2
    > アンバール 2
    > ディーワニーヤ 2
    > ミーサーン  1
    > ディヤーラ  1
    >
    > また、イラク、中部南部の医師達はコレラのさらなる拡大が予期されると警告を発している。また医師によれば感染者は死に至る危険があるほどに遅い段階で病院にやってくる。また多くの患者はコレラに汚染された水を飲んだために感染したことを改めて強調した。さらに政府のコレラ対策は依然として弱く、数千人の感染者が出ている現状にはそぐわないものだと話している。そして、十分な薬品と病室がないために病院は悲劇に直面しているとも語った。
    >
    > バーベル保健委員会のメンバー、ムハンマド・ハーシムのによれば、コレラの検査結果において隠蔽がなされているという。さらに、保健省は完全に秘密裏に中央検査場からくる感染結果を扱っている。検体となるサンプルは閉鎖された状況の下にやってきて、たった一人だけ許可された人物以外は、誰もこの件に関する情報を得ることはできない。
    > バーベルあにあるハーシミーヤ病院ではコレラ感染者の数は1542人に達しているということである。
    > http://www.radiodijula.com/cgi-bin/news/
    >
    > 別の記事によると、以下のようなものがある
    > 「保健省、コレラ感染者に関する事柄を知らせたものに対して罰を加える」
    > バベル保健委員会のメンバー、ムハンマド・ハーシムによると、保健省はコレラ感染者数などを公表したものに対し、法的制裁を課すという命令を発したと話した。彼によると「感染の疑いのあるサンプルは病院からバグダードの中央検査場におくられます。というより、むしろサンプルは保健省からの命令で隠蔽を行うよう指示された人物に引き渡されるのです。」と話している。
    > http://ipairiraq.com/inner.php?
    >  
    > また隣国のヨルダンでもコレラの拡大を防ぐ措置を強化している。イラクにおいて感染者が新しく出ていることを危惧したためである。ヨルダン保健省プライマリヘルスケア室長は感染の原因は水と食料にあると話している。また日曜日、保健省の高官の話では予防措置は国境において、イラクでコレラが蔓延した地域からやってくる旅行者の監視に重点がおかれるだろうとした。さらに保健省は同様にヨルダン国際空港にも分室を設置、医療チームを派遣。感染を防ぐために旅行者の監視にあたるとした。また汚染された水で育てられた野菜(特に地表で育つ、ジャスミンやレタスなど)が持ち込まれないようにするとも話した。
    > http://iraqshabab.net/indexphp?option=com
    >
    > またテレビなどコレラの予防措置を知らせるコマーシャルが流れている。イラクのテレビ局バグダーディーヤなどではコレラの予防のために手洗いや、野菜を良く洗うように呼びかけたりしている。報道でも保健省に対するする批判が多くなってきているのでコレラはまだ沈静化しているとは言い難いようだ。多くの医師達が政府からの制裁を恐れているため、匿名ではあるがコレラを危惧する発言をしている。
    >
    9/7/2006

    活動の全容を知られていない「イラク自衛隊」

    セイブイラクチルドレン札幌共同代表の影山さんからのメール。
    イラクの人々の自衛隊に対する「好印象」の背景には情報操作があるようです。
    -----
     
    影山です。

    記者会見でも、上田市長との会見でも言っていましたが、バスラの病院では、生まれ
    た子供のうち20-25%は、生まれてすぐに亡くなってしまうのだそうです。
    小児科医の二人は、なんとかこの高い新生児死亡率を下げる技術を学んで帰りたいと
    いうのが希望。

    福原先生と食事しながら、彼女らの希望を聞きつつ、受け入れ病院の状況などを話し
    ましたが、彼女たちの母子病院で、1年間に生まれる子供の数が1万5千人。。。と
    聞いて、福原先生の目が丸くなりました。福原先生の病院でも、4-500人/年な
    のだそうで、「1万5千人も生まれる病院なんて、日本中に一つもないよ~!」と
    (ちなみに、日本中で1年間に100万人ぐらい生まれるらしい)。

    その他、日本のメディアのことや、いろんな話をする中で、いつしか話は自衛隊のことに。

    「みなさんは、自衛隊は日本に戻るべきと考えているのでしょうか?」と聞かれ
    「はい」と私たち。
    「どうして?自衛隊の人たちは、とても親切で、街はきれいになるし、良いことしか
    していないのに??」とお二人。
    「町の再建などは、自衛隊の活動のごく一部。隊員一人一人の動機はまじめなものも
    あるだろうが、日本政府の意図は別。陸自は戻ってきたけれど、空自はまだイラク
    で、米軍のために何でも運んでいるよ、海自はインド洋で給油している。。。。」
    「え????知らなかったー!!」とお二人。
    「日本は憲法9条で、戦争を放棄している。日本の陸自が、直接戦闘に参加しなかっ
    たのは、憲法があったから。でもアメリカは、なんとしても日本を自分と一緒に戦争
    をする国にしようとしている。。」
    「。。。。びっくり」のお二人。
    話はその後、日本の米軍基地の事など、本日は、硬派な話もいろいろ。
    自衛隊のこと、やっぱり気になっていたので、話しができて、ほっとしました。

    イラク女医2名、道庁で記者会見、9・11に歓迎会

    以下はセイブイラクチルドレン札幌からの連絡がありました。
    -----
    9月4日、お二人の女医さんが元気に記者会見にのぞみました。
    TVは、(たぶん)NHKとHTB、新聞は一応全社来ました。
    道新は、独自インタビューも敢行して、「人」欄でも紹介してくれるそうです。
     
    「ケガなどよりも、感染症(赤痢、チフスなど)で亡くなるこどもの方が多い」
    「癌の発生は、7月が9件だったが、8月は14件に増えた」
    「保育器などは数台あるだけで、全く足りない」など、深刻な話が具体的にされ、記者からも熱心な質問が多数出されました。
     
    お二人は、完全フリーだった日曜日は、数時間かけてウォーキングを楽しんだようです。近くのヤマダ電機や、遠くの100均(やはり、イラク人はここが好き)にも足を延ばしたようで、「好きな時に好きなところへ行ける」平和を満喫されているようです。今回お贈りしたPCの「YAHOO MASSEGEがうまく動かない」ということにちょっとお冠でした。ともかくとっても陽気なお二人です。
     
    今後の予定は、
    5日(火)11時から、上田市長への表敬訪問
    6日(水)11時から、手稲渓仁会病院へのごあいさつ兼研修内容の打ち合わせ
     
    イラク(主にバスラ)の今を伝える写真・データを、たくさん持ってこられたそうなので、歓迎会の中でも、お話をしていただいた方がいいと思っています。
    それに、来日以来デジカメを取りまくっていますので、「彼女たちの目から見た北海道」もなかなか面白いものになりそうです。
     
    ●歓迎会をお知らせします(札幌ですが・・・)
    「ようこそ!ガフランさん アンサムさん イラクからの女性医師を歓迎するつどい」
    とき:9月11日(月)18:30~20:00すぎ位
    ところ:札幌エルプラザ(JR札幌駅前) 4F 大研修室
    会費:1,000円(ハラール料理付き)
    主催:セイブイラクチルドレン札幌
     
    8/31/2006

    2006年9月、イラクから札幌へ2名の女医さん来る

    友好関係にあるセイブイラクチルドレン札幌が札幌市内の奉仕団体等と協力してイラクから女医2名の医療研修を受け入れます。Dr.ガフラン・サバとDr.アンサム・サリのお二人。手稲にある手稲渓仁会病院小児科で研修を受けるとのこと。日本への到着は8月31日。ビザ発給や航空券等で大変だったようですが、諸々をクリアしもう到着したはずです。お二人からのメッセージを紹介します。そのうち旭川にも来てお話を聞かせてくれるのでは?
    -----
    北海道、札幌のみなさん
     
    私たちは、イラク南部,バスラ市の2人の医師です。
    私たちは、みなさんからのご招待を心から嬉しく、大変光栄に思っています。みなさんの美しい、進んだ国を訪れ、みなさんの経験、科学、知識、文化を学ぶことができるのは、なんと素晴らしいことでしょう。、日本は世界の中でも有数の進んだ国であり、私たちは大変幸運だと思っています。
    私たちの国は、長い間、あらゆる種類の戦争に苦しめられています。
    人々は訳もなく殺されています。
    侵略者たちは、人間に何の関心もありません。こどもたちは、侵略者の強欲を満たすためだけに、その生を奪われています。
    彼らは、私たちの精神と肉体を抹殺しようとしています。しかし、私たちの意志は、彼らよりはるかに大きなものです。期待と希望を、そしてみなさんのような暖かい友人を持っている限り。
    私たちは決して死にません。みなさんが、人々と子どもたちを救うための知識を私たちが身につけるために機会を与えてくれたのですから。
    子供たち、とりわけガンに苦しむ子どもたちのために医薬品や医療機器を送り続けてくれている日本のNGO、そしてサマワの軍隊など、日本からの大きな支援とサポートに、イラクの人々はとても感謝しています。
    みなさんへの感謝は言い尽くせません。
    まもなくみなさんに会えることを楽しみにしています。
     
    Dr.ガフラン・サバ  Dr.アンサム・サリ

    8/8/2005

    7月10日 イラクに到着!

    7月10日、私達が送った医療機器・医療資材がイラク南部の都市・ナシーリアに到着しました。旭川でも講演されたアミーン医師の第一報をご紹介します。
     
    以下転載----------
     
     昨日、コンテナーを受け取ったことをお知らせします。コンテナ内の積み荷を確認し終えてからと思っていたので、ご連絡が教になりました。札幌で受け取ったリストにあるものは、すべてそろっています。ただ、リストで4台となっていたultrasongraphy machinesは、3台、2台となっていたcenterfugeは、1台でした。(訳者注・・こちらの手違いです)
     このメールと一緒に、病院に到着したさいのコンテナーの写真を送ります。
     みなさんお努力に感謝します、みなさんの会のすべてのみなさん、そしてすべての北海道民の方々に感謝します。
     私と私の街の住民から、北海道民のみなさんへ心からのご挨拶を。
     今後とも協力関係が続くことを願っています。
     連絡を取り合いましょう。
     
     アミーン・トゥルキ
     
    ----------転載終了
    2/15/2005

    訃報-アッバース君が急死・・・。

    悲しいお知らせをしなければなりません。
    セイブイラクチルドレン名古屋がイラクから招き、名古屋大学病院で白血病(悪性血液疾患)の治療を受け、状態が大幅に改善して2004年10月に帰国したアッバース君が2月6日、感染症のため急死されていたことがわかりました。

    毎日インタラクティブ
    http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050212k0000e040051000c.html

    セイブイラクチルドレン名古屋【参考に】
    http://www.iraq-c.gr.jp/

    記事中にもあるとおり、アッバース君はバスラ市の発症患者のなかでは治癒が見込まれた期待の星でした。退院のときの笑顔は本当に素敵でした。早く元気になって、勉強して大きくなってイラク復興、日本とイラクの友好の架け橋になってほしいと願っていただけに、残念でなりません。

    イラクには現在なお、劣化ウラン被害が原因でガンに苦しむ子どもたち、衛生状態の悪さなどによる疾病が蔓延していると聞きます。原爆が実践使用され多大な犠牲を生み、その結果原爆治療が進んでいる日本ができるイラク復興支援とは何なのか?間違えないで欲しい、と政府に申し上げたい。自衛隊を出す事でなく医療であり、民生の復興なんだ、と。

    現地にはいまなお、ODAによる医療支援は届いていません。「大使館員による現地の視認」が必要とか、「治安が悪く大使館を出れない」とか、そんな風に薬剤を送れない理由を話していました。何が一番緊急で大切なのかを見極める支援こそが真の国際貢献なのではないかと思います。一刻も早いODAによる医療機器・医薬品(とくに抗がん剤など)の提供をすすめてほしいと思います。

    アッバース君のこと、決して忘れずに今後の支援を続けたいと決意しました。
    ご意見・募金の申込は iraqchildren@hotmail.com までお願いします。

    1/19/2005

    輸送資金が不足しています!

    セイブイラクチルドレン札幌と旭川が今回取り組んでいる医療機器の輸送事業が、つい先日の北海道新聞夕刊社会面で大きく取り上げられ紹介されました。その記事では「コンテナにはまだ余裕あり」との記述が。確かにそうでした。しかしこの記事を見た各地の医療機関から追加提供が相次ぎ、すでにコンテナには入りきらず、追加コンテナを用意するところまできました。旭川のある産婦人科からもエコー(超音波診断装置)の提供申し出があったそうです。

    いま問題になっているのは、輸送費です。当初から諸雑費を含め150万程度と見こんでいたのですが、現地の治安の悪化から輸送費が高騰し、大型コンテナ1台で200万は必要とか。追加コンテナも全部送るとなると合計300万。現在、目標額の3分の1しか達していません。

    セイブイラクチルドレンでは例えば「雪まつり会場で街頭募金」「物品販売」「パトロンを探す」など他愛もない冗談も含め資金集め案が意見交換されています。しかし何よりも、広く薄く個人募金を呼びかけることこそ重要だということはみんな一致しています。

    このHPをご覧のみなさんも医療器機の輸送資金募金に協力くださいませんか?御協力いただける場合は 0166-22-2133 又は iraqchildren@hotmail.com までお知らせ下さい。

    12/13/2004

    旭川発、イラクへの医療支援第一便出発!

    セイブイラクチルドレン旭川は12月13日朝、11月以来旭川市内の全医療機関に呼びかけてきたイラクへの医療支援物資提供について、提供のあったものを取りまとめ、札幌・苫小牧・海路クウェート経
    由でイラクに向けて発送しました。

    これはセイブイラクチルドレン札幌が、同名古屋の協力を得てすすめてきたもの。10月に結成したばかりのセイブイラクチルドレン旭川としては初めての取り組みです。

    13日は、旭川高砂台病院をam8:30にスタート。旭川レディスクリニック経由でセイブイラクチルドレン旭川事務所まで。搬出には、TBSテレビ系の北海道文化放送(HBC)と朝日新聞が取材。HBCでは、早速13日(月)午前11時30分からのニュースで短時間ですが放映されました。当会会員にはダビングビデオを無料で配布する予定です。未入会の方はこの機にご入会ください。会費無料、月例会なし。ニュースあり。お申し込みは iraqchildren@hotmail.com までどうぞ。

    現地からの要望リストの中に、「最新の医学書」の記述もあり、知人の旭川医大生に呼びかけたところ、彼女の所属する国際保健医療研究会が途上国の医学生に送ろうと各医局から集めていた医学書65冊の提供も受けました。

    最終的には、募金も含め6医療機関、1団体、2個人から提供を受けました。今までまったくつながりの無い病院や医院からの支援に、スタッフ一同感激しています。みなさん、「イラクで役にたつなら・・・」と快く提供していただき、自衛隊派兵第一陣を送り出した街の良心を示せたかな?と思ったりしています。

    セイブイラクチルドレン旭川では2005年中に第2便を送れるよう、いまから企画する予定です。

    11/30/2004

    医療機器提供の呼びかけスタート!

    メールニュースの発行を開始しました。配信希望の方は・・・

    iraqchildren@hotmail.com までご一報ください。

    さて、第一号ではようやく始まった医療機器提供の呼びかけについて掲載。

    しかし、今日(11月30日)の段階ではすでに募集締め切り後。結果につ

    いては、次回ご期待!

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    セイブイラクチルドレン旭川の活動とイラクをめぐる情報〔001〕
    発行 セイブイラクチルドレン旭川 iraqchildren@hotmail.com
    編集 事務局 red-bear@mbh.nifty.com 2004年11月10日
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    ●旭川市内の全医療機関へ物資提供を呼びかけ!
    ●いよいよ旭川からの支援活動スタート。

    セイブイラクチルドレン旭川は17日、旭川市内の277ヶ所ある全医
    療機関に手紙を送り、イラクへ提供できる医療機器等の提供を呼び
    かけました。締め切りは11月29日。

    セイブイラクチルドレン札幌が年内発でイラクへの物資輸送第2弾を
    送る事をうけてセイブイラクチルドレン旭川の共同代表、事務局で協
    議の上、「病院の街とも呼ばれるほど病院の多い旭川から提供でき
    るものはたくさんあるはず」と呼びかける事を決めました。

    22日より各病院への訪問活動を開始します。セイブイラクチルドレン
    旭川では病院訪問に参加できる会員・支援者を募集しています。訪
    問は主として昼間行います。ご参加いただける方は事務局までご一
    報ください。

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    ●ファルージャ情勢:米軍の大虐殺に強い憤り!

    12日午前0時25分に届いた速報で、イスラム・メモのファルージャ通
    信は次のように報告した。

     ファルージャの兄弟姉妹を助けてほしいというファルージャ総合病院
    の運営スタッフからの呼びかけに応じて、50人の医者と看護婦がサ
    クラウィヤ近くに集まり待機した。11日午後、米侵略軍はファルージャ
    に残忍な死と破壊をもたらし、病院を占拠して、近づく者を誰であれ撃
    つために、その屋上に狙撃兵を配置した。

     イスラム・メモのファルージャ通信員は、医者と看護婦が市の近郊に
    到着し、米軍に制止されるのを避けて、ひそかにファルージャに潜入す
    るため、彼らがそこで車を降りたことを確認した。

     志願者がユーフラテス川の支流へと歩き、それを渡ってファルージャ
    に入ろうとしたとき、米軍狙撃兵が彼らに発砲した。医者と看護婦17人
    が、川を渡っているところで射殺された。川幅は150~170メートルあ
    った。生き残った者はなおも川を渡って市内に入ったが、彼らの多くは
    程度の差こそあれ米軍の銃撃によって負傷していた。

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    ●映画『草の乱』旭川上映会で募金コーナー設置し呼びかけ

    秩父事件を描いた映画『草の乱』旭川上映会が16-17日、旭川市
    民文化会館で開かれ、主催者のご好意によりロビーの一角にイラク
    への緊急医療支援募金コーナーを設置しました。大判のボードにイラ
    クの写真を貼り付け、映画参加者に見てもらいながら呼びかけました。
    集まった募金は以下の通りです。

    16日  8790円
    17日 14221円
    合計  23011円

    セイブイラクチルドレン旭川では引き続き、各種イベント会場に募金
    コーナーを設置できるようイベント主催者と交渉していきます。皆さん
    がご存知のイベントがありましたら、ご紹介下さい。

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    ●12月9日道北勤医協・神楽ブロックでイラク報告

    道北勤医協旭川医院やかたくりの郷などを中心とする神楽ブロック
    のみなさんのお申し出により、イラクの報告をさせていただけること
    になりました。当日は高橋幸枝共同代表(道北勤医協小児科医師)
    がイラクの子どもたちへの思いを話し、由井共同代表が現地の様子
    を写真などを活用し報告します。

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    発行 セイブイラクチルドレン旭川
    編集 セイブイラクチルドレン旭川事務局
    red-bear@mbh.nifty.com (由井直通)
    ニュース等掲載すべき情報があれば事務局までご一報を
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    11/5/2004

    香田証生さんのご冥福をお祈りします

    イラクで拘束され殺害された香田さんの事件は、とても残念で悔しい事件です。当会関係のみなさまも各々救出のために動かれたことと思いますが、結果はこのようなことになってしまいました。香田証生さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

    この問題に関して、イラクのモハメド医師からイラクの状況説明のメールが届いたようです。モハメド医師はセイブイラクチルドレン名古屋の招聘で2004年2月-8月まで名古屋大学病院で研修を受け、8月末に帰国されたドクターです。

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       親愛なる友人へ


       現在、かなり多忙なのですが、日本人男性の誘拐・殺害事件の背
       景を説明しなければいけないと思っています。


       イスラム教の指導者たちの調整が機能していない状態にあり、事
       態は最悪です。その原因は、ほとんどの指導者が刑務所に送られ、
       残りはイラク国外に逃げてしまったことです。だから、イラク国
       内には、アメリカ軍のための軍隊か、テロリストしかいないんで
       す。私たちの現状を想像できますか? お金のための軍隊か、米
       軍をイラクから追い出すための軍隊しかいないのです。もうイラ
       クに日本の人を送らないでください。バグダッドで私たちは、よ
       り困難な生活を送っています。毎日、バグダッドの市民に対して、
       3~4回の爆撃が行われています。昼でも夜でもです。とくに早
       朝に爆撃されます。アメリカ軍の戦車が一日に何度もハイウェイ
       を通過し、よく彼らは攻撃されます。だから、ハイウェイを使う
       ことができません。ハイウェイで攻撃に会う可能性がきわめて高
       いので、緊急事態でない限り、誰もハイウェイを使いません。ま
       た、イラク国軍はアメリカ軍に指揮され、彼らの命令下で働いて
       います。だから、彼らも攻撃の対象にされるのです。不思議に思っ
       たかもしれませんが、先週、Dialaで49人ものイラク人兵士が殺さ
       れたのは、このためです。さらに、イラク国外に逃げようとした、
       医者や科学者も殺されています。イラク国内にいるイラク人も殺
       されるかもしれないという脅威にさらされています。とりわけ特
       別な立場にいる人、例えば政府機関で働いている人や特定分野で
       有名な人にとっては、その危険性がより高くなっています。


       もちろんのこと、外国人が殺される確率は、それよりも高くなっ
       ています。だから、全ての日本の方に、自重してイラクから離れ
       ることをお願いしています。そして、日本軍の早期撤退をお願い
       します。イラクの状況はより悪化していくので、軍人だろうと安
       全ではなくなるでしょう。彼らの命も守ってください。


       日本とイラクの良好な関係を維持したいので、日本人殺害事件の
       ことを残念に思っています。イラクの人々を責めないでください。
       私たちは、あなた方の親愛なる兄弟でありたいのです。日本人の
       中には、私たちイラク人のことを憎む人がいるだろうと思ってい
       ます。しかし、私たちは何をすればよいのでしょうか? 最後に
       いっておきたいことは、今まで、イラクにとって、いい兆しはな
       にもありませんでした。イラクのリーダー、アラウィが選挙のこ
       とを話している一方で、ファルージャではアメリカからの大規模
       攻撃を待ち受けているんです。じつに皮肉なことではないですか。

    医療物資がイラク到着

    セイブイラクチルドレン名古屋から第一便(9月上旬到着)で送った医療物資のお礼状が届いたと連絡がありました。この物資にはセイブイラクチルドレン札幌からも医療機器など送っています。旭川からは道北勤医協が超音波診断装置を送りました。

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    アルアリ先生からアサード先生経由でお礼が届きました。
    一部わかりにくかったので、直接アサード先生にお聞きしましたところ、「すべての医療器械、支援品はバスラで順調に使用されています。ただし、残念ながら内視鏡は全部動いていません。技術上の原因なのか、理由はよく分かりませんが。」とのことでした。

    >wa alaikum alsalam
    >thank you for asking about our health. we wish you the
    >good health. we are okay.
    >thanks for Japan save Iraqi children organisation for
    >their great help we get use of all the supports in the
    >hospital in general except the endoscopes all of them
    >are not working.
    >  I will be in Jordan for the period from 29/11 to
    >8/12 of this year attending winter school (research
    >course from the German university).
    >I wish to see you in the near future.
    >my best regards to all members of save Iraqi children,
    >to prof. Kojima and all the friends in Japan.
    >yours sincerely
    >Dr. Jaead Al-Ali))

    <訳>
    健康をお気遣いくださってありがとうございます。あなたも元気でいることを願います。私たちは元気です。日本のセイブイラクチルドレンのみなさまの、私たちへの多大な病院支援に感謝いたします。すべて病院でたいへんに役に立っています。しかし、内視鏡はその全部が動いていません。
     私は今年11月29日から12月8日まで、冬季スクール(ドイツの大学による研究コース)に参加するためヨルダンへ行きます。
     近い将来お会いできる事を願っています。すべてのセイブイラクチルドレンのスタッフのみなさま、小島教授、すべての日本の友人のみなさまによろしくお伝え下さい。

    イラクの現状

    イラクのモハマド先生からセイブイラクチルドレン札幌宛に現地の写真が届きました。米軍によるファルージャ無差別爆撃の被害の状況はあまりに深刻のようです。一部、見るのもつらい写真がありますので、「要注意」の写真部分を見る場合ははかなり注意して大人だけでみるようにしてください。子どもには絶対に見せないでください。

    http://happytown.orahoo.com/asako-k/

     

    10月16日セイブイラクチルドレン旭川が発足

    こちらでのご報告が遅くなりました。かねてより結成を準備していたセイブイラクチルドレン旭川が結成されました。

    10月16日、旭川平和委員会青年部主催「イラクの今を語る第2弾-布施祐仁イラク・バグダット帰国報告会」の後段の時間をいただき、結成集会を開催しました。当日は土曜の午後という忙しいなか、36名の市民が駆けつけていただきました。当日は参加できなかったものの、事前に入会をお申し込みをいただいていた方も10数名いらっしゃいます。

    結成集会では、呼びかけ人の荒川信基(オサラッペ牧場)、石川厚子(新日本婦人の会旭川支部)、守屋敬義(旭川労働組合総連合)、由井久志(旭川平和委員会青年部)の4氏が挨拶(高橋幸枝・道北勤医協一条クリニック小児科医師は都合により欠席)。それぞれイラク支援への思い入れを語りました。守屋氏は、これまでイラク戦争反対、イラクへの自衛隊派遣反対の活動に取り組んできたことを振り返り、「『実際にイラクで困っている人々、子どもたちのためにできることはないのか』とずっと考えていた」と胸中を語り、今回の結成によりそれがスタートできると「結成呼びかけ」の決意を語りました。

    集会では目的と規約、当面の活動方針、役員を確認し、募金を呼びかけて閉会しました。役員はつぎの通りです。代表は呼びかけ人の5氏が共同代表として引き続き任にあたります。事務局は事務局長に由井共同代表、事務局次長に斉藤純明氏(道北勤医協・社会保障平和闘争委員会)を選出しました。

    10/8/2004

    8月29日に「劣化ウラン被害をアサード医師に聞く会」

    2004年8月29日、旭川市内の有志・団体が集まって「劣化ウラン被害をアサード医師に聞く会」を開催しました。北海道新聞、朝日新聞、あさひかわ新聞、市内最大規模のフリーペーパー『ライナー』紙などに掲載されたこともあり、市民ら130名が参加しました。

    集会ではイラクから名古屋大学病院に骨髄移植の技術研修のため来日しているアサード=アミル=カラフ医師(34歳)が劣化ウランと小児ガン・白血病の現状を報告しました。講演の模様をインターネット新聞『JANJAN』記者岩崎さんの記事から引用します。

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    はじめに、アサード医師は湾岸戦争当時の状況を話した。攻撃ミサイル800発のうち300発がバスラ地域に落とされた。それも人口が密集している地域に。病院も攻撃対象になった。それから「環境汚染」がはじまったと話す。その他にも、経済封鎖があったので食糧危機になり、水や電気などインフラの不足が加わった。収入減などが続いて生活の危機を抱えたまま今日に至っていると語った。

     そして、今日のテーマ「劣化ウラン弾における健康被害」について話しはじめた。劣化ウラン弾のターゲットは都市部だった。放射能が撒き散らされ、風や雨で拡散しそれをイラク人が口にすると言う構図になった。

     「劣化ウラン弾の環境汚染」はひどく、放射濃度は空気が7倍、土は1000倍と、湾岸戦争から10年以上たった今も高い。この10年で成人のガン発生率が10倍に、死亡は19倍へ。家族みんなにガンが発症したケースが58家族。一人の人間に、二重三重の重複ガンが発生しているケースもある。このごろは、ガン発生が若年層へ移っていたり、原因不明の腎機能不全などの病気も起きている。

     バスラでの成人ガン発生率を年代で比較すると、1980年が11人/10万人だったのが2002年には123人/10万人に、死亡は1981年34人に対し2002年は650人と大幅に増加している。ガンの50%が白血病で、心疾患は7倍になっている。

     そういう中、病院外来ベッドが3床、入院ベッドは24床しかない。外来患者は月 /500人~600人、入院患者は月/300人いる。本来なら何ヶ月もかかって治療しなければいけないところ、数日しか受け入れてあげられない。治療手段が不足していると話した。

     講演の最後を、アサード医師は次の言葉で締め括った。「いったい何のための戦争だったのか」。米国の「湾岸戦争・イラク戦争」の目的は、米軍の恒久基地をイラクに置くことだった。イスラムの弱体化を狙って石油を支配することが目的だった。その結果、イラクはテロリストの避難場所になってしまった。そう話すと、口を強く結んで講演を終えた。

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    実行委員会は講演録を作成中です。入手ご希望の方は、セイブイラクチルドレン旭川までご一報下さい。

    iraqchildren@hotmail.com

     

    10月16日セイブイラクチルドレン旭川が発足します!

    セイブイラクチルドレン旭川の結成を呼びかけていた呼びかけ人(5氏)は、10月7日に準備会議を開催し、セイブイラクチルドレン旭川の結成集会を10月16日(土)に緊急開催することを決めました。詳細は以下のとおり。

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    とき:10月16日(土)午後2時~5時

    ところ:サン・アザレア3階ホール(旭川市6条通4丁目、ときわ市民ホール・勤労者福祉会館など隣)

    この日、旭川平和委員会青年部主催の「イラク・バグダット帰国報告会」が予定されており、そのプログラムの最後にセイブイラクチルドレン旭川の結成を確認します。同報告会は資料代200円が必要です。

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    現在、バグダットやファルージャなどで米軍による無差別攻撃が行われており、小さな子どもたちがたくさん命を落としています。許されるものではありません。重軽傷を負った被害者を治療する病院でも、政府の支援の欠如なのか脱脂綿や抗生剤など基本的な医療消耗品・医薬品が不足しており、現地の医師からSOSのメールが届いています。7日準備会議に集ったメンバーは、「このような状況では、現地は一刻も早い支援を求めているはず。躊躇なくすぐ動き出そう」と一致。緊急提案ですが、16日の結成を決めました。

    多数の皆さんのご参加をお願いします。なお、当日より旭川独自に募金活動を開始します。当日は参加できないが募金や宣伝には協力したい、または資料がほしいという方はメールでお申し込みください。

    iraqchildren@hotmail.com