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11/27/2008 カーシム出国。長旅、お疲れ様でしたイラクホープダイアリーに次の一文が掲載されていました。
旭川でも講演してもらったカーシム・トゥルキさんが帰国の途につかれたということです。
高遠菜穂子さんの一文です。転載してご紹介します。
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カーシムが帰国しました。 といっても、イラクの隣国シリアまでです。 そこからイラクまでは陸路。 今回は、本当に心が疲れたツアーだったと思います。 4年ぶりに触った軍服。 米軍基地だらけのオキナワ。 複雑な思いを抱えた二度目のヒロシマ。 いろんな気持ちや思い出が噴出し、辛かったことと思います。 でも、その分、日本の人々、特に学生たちに大きなきっかけを与えることができたのではないかと思っています。 そして、私たちはたくさんのことを学びました。 「一歩前進する」というのは苦痛を伴うこと。 「戦争を伝える」ことの難しさ。 現在進行形の日本の戦争と占領を知ることは、国際社会を知る近道だということ。 帰国前日、名古屋の高校生4人と2時間半にわたるディスカッションをしました。 札幌清田高校の生徒もかなり関心が高かったようですが、愛知県は、学校の枠を超えて生徒も先生も実に熱心。そんな高校生から「カーシムさんにとって”平和”ってどんな意味を持ちますか?」という質問を受けて、彼はこう答えました。 「僕は”平和”というものをほとんど体験したことがないからよくわからないのだけど……。本当の平和っていうのは、”戦争をしないこと”と”戦争に巻き込まれないこと”だと思う。でも、日本はすでに”戦争に巻き込まれている”…。東京でいろいろな状況を目の当たりにしたのだけど、これは、戦争の時代に突入する前のイラクの状況にそっくりだと思った」 私はこれに付け加えて、アメリカの高校生たちが”戦争に巻き込まれていく”様子をお話しました。高校生は「イラク戦争」の国イラクでだけ、特別な軍国教育がなされていると思っていたようなので、自由の国アメリカの高校生たちが、貧困や借金でカンタンに”戦争に巻き込まれていく”ことに驚いていました。 その後、セイブイラクチルドレン名古屋のみなさんと、中部地方でずっとカーシムのアテンド兼通訳をしてくれたRさんと食事をしました。 そこでこんな会話がありました。 ナゴヤ:「名古屋の女医さんがタダで左肩のクラスターの破片を摘出してくれるって言うけど、どうする?」 カーシム:「うーん、取りたくないです」 ナゴヤ:「なんでー!?」 カーシム:「これは、取ってはいけない気がするからです…死んだ友人のために」 同じ塹壕にいた戦友がクラスター爆弾で吹っ飛ばされた話をして込み上げた思い。 伊江島の『ヌチドゥタカラの家』資料館で、カーシムに蘇った戦場の音と臭い。 ヒロシマの『原爆資料館』で、劣化ウラン弾の受け入れ難い事実と国際社会に認められていないという事実に対して感じた猛烈な反発。 ヒロシマを終え、後半戦に入ったところで北海道に戻った18日の夜。 カーシムは私の自宅で号泣しました。 同じ塹壕で死んだ戦友や兄の話をしながら嗚咽し、声を上げて泣きました。 見ているのが辛くなりました。 封印していた思いが、まさに吹き出したようでした。 「戦争のトラウマ」です。 思い起こせば、5年前に出会った頃のカーシムは自暴自棄な感じがしていました。 「俺も死ねばよかったんだ」 「なぜ、俺は生きてるんだ」 激しい自責の念は、彼を追いつめていました。 それはあちらこちらに「殺意」を抱かせていました。 きっと、「殺意」は自分自身にも向けられていたはずです。 それが、報復しなければという思いを加速させていたはずです。 彼が落ち着いてから、私はフィリピンで戦死した軍服姿の叔父の写真を見せました。 満州からフィリピンのレイテ島決戦、そしてカンギポット山で息絶えた叔父さん。 当時12歳だった父が、戦後どうやって家族を支え、試練を乗り越えてきたか。 そんな話をしました。 私たちが生きている理由は何なのか。 私たちが今生きているのは、戦争で亡くなった人たちのため。 その役目はまだ終わっていない。 始まったばかりだ。 聞くべきは、彼らが死んだ時の声だけではなく、彼らが今、何を伝えたいかだと。 そして、それを伝える時、涙が流れてもいいのだと。 愛する人を亡くしたのだから、涙が出るのは自然なことなのだと。 ニュースにもならず、きちんと埋葬されることもなく、跡形もなく燃えてしまったり、肉片となって死んだ人々。 彼らが生きた証を、私たちが証言するのだと。 それが、私たちが殺されなかった意味だと。 腹を割った対話の後、カーシムが苦痛の伴う一歩を踏み出す瞬間を、私は見ました。 この翌日、大学生たちにカーシムはもう一度自らの体験と今の思いを伝えていました。イラクはまだ「戦後」になりそうもなく、先は不透明ですが、それでも日本でたくさんのヒントを得たと思います。 オキナワ、ヒロシマ、トウキョウ、イラク、アメリカ…どこででも、 おじぃもおばぁも、カーシムも、戦争を語る人たちには、覚悟がある。 語りたくないけど語らなければという、覚悟がある。 だから、戦争を聴く人たちは、覚悟を持って聴かなければと思う。 聴きたくないような話を、聴かなければという覚悟がいると思う。 耳だけではなく心で聴こうとする覚悟を持って聴くべきなのだと思う。 「イラクの友だち招聘企画 全国スピーキング&スタディツアー」のこれだけのスケジュールをこなせたのも、各地のみなさまのご尽力のおかげです。改めまして、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 11/15/2008 高遠さん、カーシムさん迎えたイラク報告会に102名の市民2008年11月12日夜、高遠菜穂子さん、カーシム・トゥルキさんをお迎えしてのイラク報告会を開催し、市民102名が参加いただきました。以下、簡単ですが報告します。
このイラク報告会は丁度2週間前に開催が決まり、私ども事務局メンバーも「この短い準備期間でどれだけの市民に知らせられるだろうか?」と不安がありましたが、「だから何もしない」のではなく、何人であってもイラクの現状を共有し伝えていかねば、との思いから開催を決めました。いま、本当に開いてよかったと感じています。それだけイラクの現状はいまなお酷く、しかし希望もあることがわかったのです。
報告会では冒頭、セイブイラクチルドレン旭川の石川厚子共同代表が主催者を代表して挨拶しました。石川共同代表は最近見たという「闇の子どもたち」という映画を紹介しながら、子ども達の命が粗末に扱われている現状をなんとか変えたい、との思いを当夜の報告会に重ね合わせました。
次いで高遠菜穂子さんからイラクの概要について説明をいただき、この間高遠さんらが入手しつつも国内メディアで報じられていない米軍による無辜のイラク市民に対する虐殺ともいうべき残虐行為について映像も交えながら詳しく紹介が為されました。
続いてカーシム・トゥルキ氏が体験も交えてイラクでの米軍の横暴ぶり、イラクの現状がどうなっているか、カーシムさんがすすめる若者の職業訓練集団「イラク再建青年グループ」の目的や活動、その成果について画像も交えて紹介してくださいました。
両氏の報告はリアルであるだけに、ときとして目を覆いたくなるような映像・画像も出てきます。しかし、「イラク戦争」終結後5年あまりが過ぎたイラクは未だ戦場であり、占領下であることに改めて気づかせられました。そこに自衛隊を「派遣」している私たちの国は、イラクの民衆にとってはまさに敵国であり、占領軍であるといえます。そのようななか、部族の自主独立をテコに米軍の横暴勝手を封じた一部地域での取り組みは民衆に平穏をもたらしていること、一番求められているのは米軍がいなくなること、カーシムさんら青年たちが憎しみの連鎖を断ち切り祖国再建に挑んでいることを聞き、聴衆はおおいに勇気付けられました。
参加者から寄せられた感想(一部)
〈二人に対して、イラクに対して〉
■なかなかまだまだよい状況になっていないのかもしれませんが、来年のアメリカの変化によって、よい方向に行くように願っています。本当に早く平和に過ごせる日が来ますように。直接お話が聞けて、本当のことを知ることができてよかったです。(女性)
■自分たちに何ができるのか考えさせられた。(男性)
■知らなかったこともショッキングな写真も真実を知れて本当によかったです。ありがとうございます。(女性) ■とても感じ入りました。カーシムさん、高遠さん、今日はありがとうございました。イラク戦争、さまざまですが今の日本にも分かれているところが在る事をご理解ください。僕にとっては信じられない事ですが、過去の戦争を美化しようとする日本人も居るようなんです。そういう人々は政府の中に多くいて、アメリカ絶対という考えの人たちです。残念なことです。僕も希望は捨てません。また会いましょう。(男性) ■貴重な機会でした。“イラクのことを忘れない”本当にそういう気持ちになりました。昨日の筑紫さんのテレビで見ましたよ!カーシムさん!(ご夫妻で一枚の感想文) ■この現実に起きていることを、子・孫・友人・知人に教えていきます。もし私がイラク人だったら武装して…と思います。カーシムさんは勇気あり立派です。胸が痛いです。カーシムさん、生きていて本当によかったです。(女性)
■日本、アメリカの、フィルターのかからない貴重な真実を聞けました。(男性)
■イラクの情報を当事者の方々から聞けたのは非常によかった。劣化ウラン弾についての話も聞いてみたかった。(男性) ■戦争の悲惨さ、人間の愚かさを感じました。本当に戦争は罪悪です。早くイラクが平和になることを願っています。(女性) ■オバマ氏の方針通り、本当にアメリカは手を引けるのか?平和な国に戻れるように祈っています。(女性) ■一度、高遠さんの講演を聞きたかったです。感動しました。大変でしたね。菜穂子さんの家族に感謝していますか。ご苦労様です。私も自分のできる範囲で頑張ります。(男性) ■イラクの現実を見て心から怒りを覚えました。私たちにできることは何かを真剣に考えました。日本人として罪を感じます。(女性) ■実態が知らされていない、知っていないこと。復興が始まっている、又、民間組織が地味に着実にがんばっていることに感心した。同時に、若者を雇用していることも。(不明) ■現場の報告を聞き、映像を見て、心うたれました。(不明) ■平和活動に身をささげるお二人に感動しました。「武力では国民を守れなかった」「平和的手段をとったから生きてこられた」カーシムさんの言葉。田尻先生との出会いのお話とてもよかった。ありがとうございます。(不明)
■リアルなお話を聞き、イラクの実態を知ることができました。一人一人のできることを考えて、戦争の悲惨を無くしていきたいと思います。(不明) ■日常はあらゆることを越えて平和に過ごせるはずなのに。次世代へ必ず平和を残したい。貴重なお話を本当にありがとうございました。(不明) ■アメリカ対イラクだけの戦争ではなく、いろいろな問題が取り巻いている。日本の自衛隊による物資(輸送)の加担についても、世間の目を気にした状態のようにみえる。戦争が起きた直後と違い、だんだん戦争によって潤う社会があり、米国の戦闘機材の試し撃ち等がからんでいるのかと思う。ムゴイ、戦争は本当にムゴイ。子ども達の死骸にウジ虫が!化学兵器使用と思われる死体のVTRは初めて見た。まるで作られた映画のようで怖い。(不明)
■旭川でイラクの実態にふれることができ、貴重な機会を感謝しています。あまりに残虐な実態に希望をなくしそうです。しかし、高遠さん、カーシムさんの姿勢に勇気をもらいました。(不明) 〈報道・メディアの姿勢について〉
■報道において正しい情報を伝えないマスコミにどのような力が働き、また伝えようとしないマスコミになぜなってしまったのか、考えていきたいと思いました。(男性)
■自分達が知らされる情報が、いかに正確なものでないことを実感しました。(不明)
■新聞やテレビでは報道されていないことが沢山あるのだと思いました。一日も早くイラクに平和な日が来るように願っています。(不明)
■テレビや新聞には出ない真実がよくわかりました。戦争は絶対ダメです。よくわかりました。(不明) 会場では高遠さん、カーシムさんの活動に対する支援募金が呼びかけられ、6万5014円の募金が寄せられました。なかには、この報告会のために1円玉、5円玉、10円玉をたくさんビニール袋に入れてお持ち頂いた若い女性もおられました。大量の小銭、さぞや重かったことと思います。その重みはイラクへと届けられます。
集まった募金のうち、紙幣分5万5千円はその場で高遠さんにお渡しし、貨幣分1万14円は高遠さんのイラク支援活動の口座へと振り込みました。以下の領収書をもって募金していただいたみなさんへの報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。
セイブイラクチルドレン旭川では今後も、イラクの現状に目を向けることを忘れることなく、自分たちにできることを取り組んでいきます。どうぞご支援をお願いします。 11/3/2008 緊急告知!イラク情勢報告会を開きますイラク戦争が「終結」してはや5年が過ぎています。現地イラクではいまだに戦禍が耐えません。米軍等による占領支配、イラクの人々の抵抗。そのなかで一番苦しめられるのは子ども達、そしてお年寄り。病気で治療が必要な人々。2003年ごろは毎日嵐のように吹き荒れていたイラク報道ですが、いまメディアからはほとんど聞くことができません。市井の人々の暮らしに関する情報などは皆無です。日本から忘れ去られようとしているイラク。 ですがイラクの人々にとって国土再建は至上命題であり、命をつなぐことは目の前の課題です。日本にいる私たちにとって、それを支援するためには「知ること」からはじめなくてはなりません。今まで知らなかったあなたも、少しは知っていたけど多くを知らなかったあなたも、今までは知ろうとしなかったあなたも、ぜひ聞いてください。ありのままの現実があります。 ----------------------------------- イラク情勢報告会@asahikawa イラク人と語る『戦争』と『占領』 引き裂かれたイラクに自由はあるの? ~ イラク人青年の絶望と希望 ~ ----------------------------------- とき:11月12日(水)午後6時30分~8時30分頃 ところ:ときわ市民ホール 4階 多目的ホール http://www.pref.hokkaido.jp/kseikatu/ks-bssbk/bunrec/sisetu/as02/as020010/ 報告者:以下の二人が報告します。 ◆高遠菜穂子さん(写真2) 1970年北海道千歳市生まれ。イラク支援ボランティア。2003年よりイラク支援を行い、ファルージャ再建プロジェクトに取り組む。著書に『戦争と平和』(講談社)、『愛してるってどういうの?』(文芸社)がある。 http://iraqhope.exblog.jp/ ◆カーシム・トゥルキさん(写真1) 1976年11月27日生まれ。エイドワーカー。イラクアンバール州ラマディ在住。 アンバール大学機械工学部卒業。イラク戦争中は共和国防衛隊に所属。イラク戦争直後4月28日にファルージャで起きた米兵によるデモ参加者乱射事件をバグダッドのメディアに報せに来たことをきっかけに、フリーのガイド兼通訳として米テレビCNNや日本人ジャーナリストに同行。同年6月、日本人と同行取材中に米軍に不当逮捕され9日間拘束。釈放後、「イラク再建青年グループ」を主宰。これまでに学校などの修繕工事、診療所開設、避難民への緊急支援などを行っている。2004年からは日本の民間支援「ファルージャ再建プロジェクト」と協同し現場の指揮を執っている。2006年にラマディの様子を英語で記したブログがアメリカを中心に話題となるが、それを理由に再度米軍に拘束された。2007年初来日し、全国でイラク報告会やテレビ、ラジオに多数出演。今年5月には千葉県幕張メッセで開催された『9条世界会議』にゲストスピーカーとして参加した。著書『ハロー、僕は生きてるよ。?イラク最激戦地からログイン?』(大月書店) 費用:入場無料(イラク支援募金にご協力ください) 主催:セイブイラクチルドレン旭川 問い合わせ: peace_asahikawa@yahoo.co.jp までメールでお願いします。 9/26/2008 JIM-NET代表の鎌田實さん講演会のご案内JIM-NET共同代表の一人である、鎌田實さんの講演会があります。
日時:10月5日(日)14:00~16:30
場所:札幌パークホテル3F
参加費:1,000円
主催:世界平和アピール7人委員会/医療九条の会・北海道
出演1:鎌田實さん(医師・作家)
「うんこと憲法と平和と幸せ」
JAZZミュージシャン坂田明さんの演奏をBGMで流したり、楽しそうな講演になるようです。鎌田さんが「憲法」を演題に入れた講演をすることは、あまり例がないようです。(ふだんは「がんばらない」おじさん なので)
出演2:土山秀夫さん(医師・元長崎大学長)
「体験的日本国憲法」
長崎生まれで、偶然長崎での被ばくを免れ、その後医師として被爆者医療にかかわり、毎年の原水爆禁止長崎大会の「平和宣言」起草委員をつとめています。 イラクでコレラが蔓延しているとの情報久々の更新です。
イラクの最新の医療情報を紹介します。
当会も支援しているJIM-NETから。
> イラクでコレラが蔓延 > 詳細はJIM-NETニュースで。 > > 佐藤真紀 > > 保健省スポークスマン、ジャアファル・イフサーンによると火曜日までで、イラク全土におけるコレラ感染者の数は259人に増加した。 > > バベル 171 > カラフ 48 > ラサーファ 3 > カルバラー 24 > バスラ 5 > ナジャフ 2 > アンバール 2 > ディーワニーヤ 2 > ミーサーン 1 > ディヤーラ 1 > > また、イラク、中部南部の医師達はコレラのさらなる拡大が予期されると警告を発している。また医師によれば感染者は死に至る危険があるほどに遅い段階で病院にやってくる。また多くの患者はコレラに汚染された水を飲んだために感染したことを改めて強調した。さらに政府のコレラ対策は依然として弱く、数千人の感染者が出ている現状にはそぐわないものだと話している。そして、十分な薬品と病室がないために病院は悲劇に直面しているとも語った。 > > バーベル保健委員会のメンバー、ムハンマド・ハーシムのによれば、コレラの検査結果において隠蔽がなされているという。さらに、保健省は完全に秘密裏に中央検査場からくる感染結果を扱っている。検体となるサンプルは閉鎖された状況の下にやってきて、たった一人だけ許可された人物以外は、誰もこの件に関する情報を得ることはできない。 > バーベルあにあるハーシミーヤ病院ではコレラ感染者の数は1542人に達しているということである。 > http://www.radiodijula.com/cgi-bin/news/ > > 別の記事によると、以下のようなものがある > 「保健省、コレラ感染者に関する事柄を知らせたものに対して罰を加える」 > バベル保健委員会のメンバー、ムハンマド・ハーシムによると、保健省はコレラ感染者数などを公表したものに対し、法的制裁を課すという命令を発したと話した。彼によると「感染の疑いのあるサンプルは病院からバグダードの中央検査場におくられます。というより、むしろサンプルは保健省からの命令で隠蔽を行うよう指示された人物に引き渡されるのです。」と話している。 > http://ipairiraq.com/inner.php? > > また隣国のヨルダンでもコレラの拡大を防ぐ措置を強化している。イラクにおいて感染者が新しく出ていることを危惧したためである。ヨルダン保健省プライマリヘルスケア室長は感染の原因は水と食料にあると話している。また日曜日、保健省の高官の話では予防措置は国境において、イラクでコレラが蔓延した地域からやってくる旅行者の監視に重点がおかれるだろうとした。さらに保健省は同様にヨルダン国際空港にも分室を設置、医療チームを派遣。感染を防ぐために旅行者の監視にあたるとした。また汚染された水で育てられた野菜(特に地表で育つ、ジャスミンやレタスなど)が持ち込まれないようにするとも話した。 > http://iraqshabab.net/indexphp?option=com > > またテレビなどコレラの予防措置を知らせるコマーシャルが流れている。イラクのテレビ局バグダーディーヤなどではコレラの予防のために手洗いや、野菜を良く洗うように呼びかけたりしている。報道でも保健省に対するする批判が多くなってきているのでコレラはまだ沈静化しているとは言い難いようだ。多くの医師達が政府からの制裁を恐れているため、匿名ではあるがコレラを危惧する発言をしている。 > 8/31/2006 2006年9月、イラクから札幌へ2名の女医さん来る友好関係にあるセイブイラクチルドレン札幌が札幌市内の奉仕団体等と協力してイラクから女医2名の医療研修を受け入れます。Dr.ガフラン・サバとDr.アンサム・サリのお二人。手稲にある手稲渓仁会病院小児科で研修を受けるとのこと。日本への到着は8月31日。ビザ発給や航空券等で大変だったようですが、諸々をクリアしもう到着したはずです。お二人からのメッセージを紹介します。そのうち旭川にも来てお話を聞かせてくれるのでは?
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北海道、札幌のみなさん
私たちは、イラク南部,バスラ市の2人の医師です。
私たちは、みなさんからのご招待を心から嬉しく、大変光栄に思っています。みなさんの美しい、進んだ国を訪れ、みなさんの経験、科学、知識、文化を学ぶことができるのは、なんと素晴らしいことでしょう。、日本は世界の中でも有数の進んだ国であり、私たちは大変幸運だと思っています。 私たちの国は、長い間、あらゆる種類の戦争に苦しめられています。 人々は訳もなく殺されています。 侵略者たちは、人間に何の関心もありません。こどもたちは、侵略者の強欲を満たすためだけに、その生を奪われています。 彼らは、私たちの精神と肉体を抹殺しようとしています。しかし、私たちの意志は、彼らよりはるかに大きなものです。期待と希望を、そしてみなさんのような暖かい友人を持っている限り。 私たちは決して死にません。みなさんが、人々と子どもたちを救うための知識を私たちが身につけるために機会を与えてくれたのですから。 子供たち、とりわけガンに苦しむ子どもたちのために医薬品や医療機器を送り続けてくれている日本のNGO、そしてサマワの軍隊など、日本からの大きな支援とサポートに、イラクの人々はとても感謝しています。 みなさんへの感謝は言い尽くせません。 まもなくみなさんに会えることを楽しみにしています。 Dr.ガフラン・サバ Dr.アンサム・サリ |
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